2009年4月30日木曜日

がん検診受信促進コンペ

今終わりました。
今日中に送付しないと間に合わないので、徹夜でアイデア出して、今イラレで起こし終わりました。

コンペのテーマが「がん検診受診率50%達成に向けた取組の趣旨を国民の皆様に分かり易く伝えるキャッチフレーズ、イメージキャラクター、ロゴマークを募集します。」なので、どうしたらロゴマークを見た人が検診を受けようという気持ちになるかを考えました。


(ブログにアップしたら実際のデータと色が異なってしまいました)

僕の答えとしては、ロゴマークを見た人が"自分の中にも「ガン」がいるかもしれない"という気持ちを持ち、そこから"検診を受けることでガンと向き合ってみよう"という気持ちになるようにするべきだと判断した結果、このロゴマークになりました。

結果は5月末に出ます。
採用されるといいんですが。


2009年4月28日火曜日

ブルーノ・ムナーリ「モノからモノが生まれる」後半

今日のゼミは輪講の後半でした。
後半はほとんどが事例の紹介でした。

一貫してムナーリが言っていたことは、
・表現は一から作ることではなく、周りにあるものを組み合わせることである
・プロトタイプをつくってみる
・ものごとを様々な視点から見ることで、問題を明確にできる。そこからデザインが始まる。

まとめとして、
”すべての感覚に働きかける企画設計をする”
=使われるシーンを想定するべし。

本の内容としてはこのような感じでした。
<他のムナーリの本や参考図書>
「エモーショナル・デザイン」 ノーマン
「それは情報ではない」 ノーマン
「情報デザイン入門」
「情報デザイン言論」
「インターネット的」 糸井重里

情報デザイン技術特論 −ミニマム・マキシマム−

今回の授業のテーマは、「ミニマム・マキシマム」でした。
ミニマム・マキシマムとは、シンプルなもので最大の効果を得ることです。



例えば、日本のノコギリがそうです。
外国のノコギリは押して使うのに対して、日本のノコギリは引いて使います。
・両刃:木目の違いによって使い分けるため
・台形の刃:切るごとに深く切れる
・木の柄:汗を吸ってすべらないように
とすべて安全に使うことに直結した機能がそのまま形になっています。

横溝先生の仮説として、ミニマム・マキシマムとは
「制限から生まれるポジティブな意味的価値」
つまり、制限から新たな概念を生むことだそうです。

次回までの課題は自分の考えるミニマム・マキシマムを見つけてくることです。
自分なりの答えをだしてみたいと思います。

国立科学博物館

今日は視覚2の授業で国立科学博物館に行ってきました。
まずは、特別展示の大恐竜展から。
この展示は、南半球(特にアルゼンチン)で発掘された恐竜の化石の展示でした。
ちなみに、小さいころは恐竜の博士になるのが僕の夢でした。

展示は、時間軸で分けられ、その時期にいた恐竜がまとめられていまいた。
展示の内容より、展示方法で気づいたことを書きます。
・説明にもっと図を取り入れ、全体像を見せてほしかった。

大陸移動と恐竜の分布は深く関係しています。その説明を部分と全体でしてほしかった。

・キャンプションの位置

キャプションが下と上にもついています。
おそらく、混雑している時に下のキャプションが見えなくなってしまうので、それに対する配慮だと思います。

・実際に触れること

実際に触ることで恐竜を実感できました。
実際に触ることで、多くの情報を得ているのでしょう。
恐竜の骨はコンクリートのように固かった!


続いて常設展へ。
午後は授業が入っていたので、一部しか見ることができませんでしたが気づいたことを書きます。
・実物を取り込んだダイアグラム



・部屋全体がダイアグラム

様々な種類の生物が展示されている。


部屋の数カ所に機械があり、画面で生物の種類を選ぶ。


すると、床に光の線が現れ、分岐していく。


最終的に選択した生物までの進化の過程を視覚化してくれる。


展示にはダイアグラムが欠かせないのかもしれない。

2009年4月27日月曜日

製品デザイン特論その2

今回の授業は経過報告でした。
各グループがどのような方向性で進めていくのかを発表しました。

僕らのグループはに対する長尾先生のコメントをメモとして;
・もっとディスカッションの観察をし、そこからコミュニケーションの本質を探ってほしい
・決めうちしない

長尾先生の総評というか大学院の姿勢として、もっと知識を増やさなければいけないと言われました。もっと深くものごとを知る必要があると。

僕のグループは今後、ディスカッションに関する資料を集め知識を増やしながら、他のグループのディスカッションの様子を観察していくつもりです。

2009年4月25日土曜日

RADWIMPS LIVE やはりRTDは必要だ!


今日はRADWIMPSの幕張メッセでのライブに行ってきました。
今まで地元の小さなライブハウスでのライブに行ったことはありましたが、幕張メッセのような大きな場所でのライブは初めての経験でした。

RADWIMPSの曲は、独特のリズムと歌詞です。
僕は3年くらい前にはじめて知って以来聴き続けてきました。

ライブ会場には終わりは見えないくらいの人がいました。
ライブが始まると隣の人も関係ないくらい盛り上がりました。

そんな中、ふと思ったことをメモとして。
ライブ会場にはライブの様子を記録するために多くのビデオやカメラがありました。
そう考えるとライブをどう記録するかというのは、RTDに通じてるなと。
メタ視点からのビデオがあったり、観客席に入り込んでいたカメラがあったりと同時に複数の視点での記録が行われていました。

そして、ライブの終わりに今日一日のできごとをふり返る道具があればなとも思いました。
やはりRTDのニーズは必ずあると。

研究のためにもライブやスポーツなんかをもっと観に行ったほうがいいかな。

2009年4月22日水曜日

ドキュメンティングウォールの実践



製品デザイン特論のグループディスカッションをドキュメンティングウォール(DW)を使ってやってみました。

僕らのグループは、ディスカッションの場のコミュニケーションをデザインしようということで、DWを使ってその場のできごとを視覚化してみて、そこからの気づきをピックアップしてみようということで、今日のディスカッションは実際にその方法で記録してみました。

今回はディスカッションの流れについていくのが精一杯で、うまくレイアウトできず、できごとの関係性がわかりづらくなってしまいました。やはりある程度の経験が必要になってきます。

ちょうどメンバーの一人が、遅れてきたのでDWを使ってそこまでの内容を説明してみました。やはり、指を指しながらプロセスを説明できる道具があることの重要性を確認できました。

みんなの感想としては、やはりその場のできごとを即座に視覚化するという作業は難しいとのことでした。しかし、その中からいくつかいいアイデアが出てきているので今後の展開が楽しみです。

ex.)ロール紙に水平線が5本描いてある。そこで横軸は時間、縦軸はレイヤーという基準ができる。

2009年4月21日火曜日

情報デザイン技術特論 −自己紹介−

今回の情報デザイン技術特論は、学生の自己紹介を行いました。
学生はパワーポイントで自分をプレゼンしました。

感じたことをメモしておきます。

この授業で横溝さんがよく使っている「デザイン言語」という言葉。
今日の自己紹介でよくその意味が理解できた気がしました。

その人が持っている個性や人間性を周りの人が、
「なんとなく」わかるのがその人の持つデザイン言語。

デザイン言語のある人間になりたいものです。

ブルーノ・モナーリ「モノからモノが生まれる」前半

 現在、原田研究室のゼミの課題図書としてブルーノ・モナーリの「モノからモノが生まれる」という本の輪講を行っています。



今日は前半部分の発表を行いました。
その中から重要なことをメモとして。

ある問題があるとき、その問題を解決するためには、
ものごとに対して先入観を持たずに違う見方をすることが重要になる。
またその問題を真に理解することで、初めて解決に向けて進むことができる。

そのためには、その問題に関する情報を集めるという作業が必要になる。
そこから、アイデアを出し、形にし、検証するというのがデザインの正しい順序だ。
「アイデアは問題を解決しない。」

つまり、デザイナーは常にものごとを違った視点で捉え、そのものごとを理解できないといけない。

いつも原田先生が言ってることに通じています。

人生の目標

1.誰かに必要とされる人間になること
「こいつに任せれば大丈夫だ!」
「こいつしかいない!」
と人から信頼される人間、自分にしかできないことがある人間になりたい。


2.情熱大陸に出るような人生を送ること
毎回、その道を極めた人間の人生や生き方を見せる「情熱大陸」というテレビ番組がある。
そこに出てくる人たちは、自分なりの生き方があって、自分の目標に突き進んでいる人ばかりだ。見ていて素直にかっこいいと思える。
自分もそんな人生を送りたい。


何十年後、自分がこの目標が達成できたと確信できるように、もっと努力しなければと思います。

2009年4月20日月曜日

製品デザイン特論その1

この授業は、グループで「コミュニケーション」というテーマから製品を提案することを目的にしています。前回は、オリエンテーションでグループ決めとテーマについての説明だったので今回の授業が本格的なスタートでした。

今回は、グループでコミュニケーションについて調べ、今後の方向性を探っていくという位置づけでした。僕らのグループは少し多めの6人です。授業の前に集まり自分たちなりのコミュニケーションの解釈を行い、5つほどのキーワードに絞り課題を進めていくことになりました。

今回のディスカッションでは、僕の研究であるリアルタイムドキュメンテーションの研究の一部である「ドキュメンティングウォール」と呼ばれる”壁に紙を貼り、そこに会議やディスカッションの内容を時系列に構造化し、視覚的に表現することで参加者がその場でのできごとを振りかえる道具”に関する製品を提案するという方向になりました。

そこで、これからの自分たちのディスカッションをさまざまな媒体にその場で表現していくことで、そこから気づきを得ようということになりました。

最終的にどのようなモノができるかはわかりませんが、そのプロセスをこのブログに記録していこうと思います。

2009年4月16日木曜日

LATCH

認知科学者ワーマンが唱えた構造化の方法。

1. Location (位置)
2. Alphabet (アルファベット)
3. Time (時間)
4. Category (分野)
5. Hierarchy (階層)

それぞれの頭文字をとってLATCHです。
忘れないようにかいておきます。

2009年4月15日水曜日

修士の研究

そろそろテーマ決めないといけません。

基本的にはリアルタイムドキュメンテーション(RTD)で進めようと思っているのですが、最近、地元である長野に関わることをやりたいとも思うようになりました。

そこで長野の抱えている問題というか現状を一つ見つけました。

長野は11年前のオリンピックで大きく変わりました。
長野新幹線が開通し、それに伴い長野駅が新しくなり、新幹線の停車駅として新たな駅も作られました。また、選手村だった場所は現在では駅や専門学校ができ団地が形成されています。他にも新たな道路や建物もできました。

中でもやはり新幹線は長野の観光にとって大きな変化でした。
新幹線が開通するまでは、東京からは3時間かけて特急に乗ってくるしかありませんでした。しかし、新幹線なら1時間30分ほどです。

現に、オリンピック後長野への観光客は増えました。
しかし、現在北陸新幹線の建設が進められています。
北陸新幹線は東京から長野を通り金沢までつながります。
今までは、長野が終点となっていましたが、これからは”途中駅”になります。
それにより観光客が減るのではないかと懸念されています。
また、北陸新幹線が通ることによって、おそらく信越線という長野と上越を結ぶ在来線が私鉄になります。

実際に北陸新幹線開通が長野にとってどのような効果をもたらすのかは開通後しばらくしないとわかりません。ですが、今から開通までのプロセスを記録しておく必要があるのではないかとも思います。「経験の視覚化」という視点でこの問題にアプローチしていくのもありかなと。

2009年4月13日月曜日

はじまり

日常の小さな気づきなどを記録に残していこうと思います。