2009年9月30日水曜日

人間中心設計特論 第1回 ケビンの話し


今日はガイダンスの後、元IBMのケビン・クラークのお話を聞きました。
ケビンの話しは全編英語で、山崎先生が翻訳してくれましたが、内容はわかったようなわからないような…。

理解した範囲でまとめておこうと思います。
テーマは「これからのブランドの作り方」だったと思います。
人間は見たり、聞いたりしたものは忘れていく生き物ですが、"心地よい体験"は忘れないものです。
これからは、その体験をデザインすることで、選んでもらえるブランドを作れるはず。

ブランドが長く続くためには、
・なんでそのブランドが必要なのか
・コンテクスト(背景)
・そのブランドがユーザ、メーカーの双方に有用であること
といった条件があるそうです。
このなかでも、コンテクストは時代によって変化していくものなので、変化を敏感に感じ取り対応していかなければなりません。

感情・結合・体験

FU・MI・FU(First Use Most Inspire Future Use??)
=はじめに使ったときの体験によって、その後も使ってみたくなる

人間もブランドも第一印象が大切ということでしょうか。

2009年9月23日水曜日

函館

一生に一度しか来ないという9月のシルバーウィーク。
9/19〜23まで僕は函館に行ってきました。
目的は前半がワークショップ、後半が完全に観光でした。
運がいいのか、悪いのか今年の「行ってみたい観光地」NO.1に選ばれた函館は、現地に行くのも一苦労でした。
東京からの新幹線は満席で、デッキに3時間立ちっぱなし。
2日連続徹夜の身には堪えること…。

八戸からの特急は、自由席に座るため1時間ホームで待ち…。

そんなわけで、1日目はラーメンだけ食べて寝ました。

2・3日目はワークショップ
ワークショップ終了後は観光しました。

まずは朝市。おじさんやさしかったなぁ…

次は赤レンガへ。
港町に赤レンガはつきもののようです。

次は、八幡坂。
よく見る函館の景色です。

次は、箱館山からの夜景。
100万ドルの夜景はホンモノでした!


次の日は五稜郭タワーからスタート。
新撰組・土方ファンとしてはたまらない。

そばにあった「ラッキーピエロ」というハンバーガー屋へ。
とにかくでかい!

大沼へ移動。
サイクリングで湖畔を一周しました。
その途中に牧場。


帰りも新幹線は座れず…。

2009年9月18日金曜日

情報デザインフォーラム

今日は情報デザインフォーラムが行われました。
学生にとっては研究・作品の展示がメインでした。
僕は、修士研究の「リアルタイムドキュメンテーションの研究」と大学院の授業で進めてきた「COMINITY DESIGN」を展示しました。


MINIは、昔のminiの持っている「手のかかるかわいさ」という価値をMINIに持たせるためMINIにマスクをつけるという提案を行いました。展示の前日、メンバー全員で徹夜で仕上げました。

今後、学外展に向けてブラッシュアップしていく予定です。


2009年9月3日木曜日

かわぐち妖怪ものがたり−その1−

現在、川口にあるメディアセブンで「ワークショップ・アカデミー」という企画が進行しています。これは、メディアセブンがワークショップを募集・審査し、選ばれたワークショップを実際に行うというものです。目的としては、今まで学生のようにワークショップを企画したが、実行できないという人が大勢いたそうです。そんな人たちのためにできる限り門戸を開こうといったようなことです。

そこで僕はワークショップの企画・準備の段階から本番までのプロセスを記録してほしいと頼まれたのです。きっかけは7月にメディアセブンで行われた「なりきりえまき」のワークショップで行ったRTDがスタッフの方の目にとまり、ぜひやってくださいとのことでした。

今回の「かわぐち妖怪ものがたり」というワークショップは企画・準備のプロセスには参加できなかったので、ワークショップ本番からの参加ということで今日その打ち合わせに行ってきました。このワークショップの企画者は筑波大の大学院生の方です。
内容としては、妖怪というのは特定の環境で、人間が想像で生み出したものである。ならば現代でも環境と想像力があれば妖怪を生み出せるのではということで、川口の町をあるき妖怪を見つけてみようという感じです。ここで重要なのは、場所・環境と対話し、町の人と対話し、自分なりの解釈をもつことだそうです。参加者は最終的にこの解釈を地図上に表現します。


ここでRTDのポイントとなるのは、環境が参加者の行為やできごとに影響を与えるであろうということです。つまり今回の新聞は、そのできごとがどこで起きたのかを知らせる必要があります。いい案を思いついたので楽しみにしていてください。