2010年1月21日木曜日

多摩美での発表

多摩美の共同研究プロジェクトのミーティングで修士のここまでの成果を発表してきました。


発表の内容は「RTDにおける表現の共有化」ということで、今までのRTDの活動で作成した新聞をレイアウトの種類毎に分類し、RTDメンバーやWSの主催者・ファシリテーターとのイメージの共有化を図ることを目指した試みでした。

今のところ下の5つの分類があるのではないかという結果になりました。


1.基本形のレイアウト
・できごとのまとまりがわかりやすい
・全体の流れの関係性が一目でわかりにくい

2.すごろく型のレイアウト
・紙面に動きが出て、楽しい印象を与える
・できごとの動き(試行錯誤や悩んだプロセス)を視覚化できる

3.プログラムのフェーズを意識したレイアウト
・分類1に似ているが、分類1は「できごとのまとまり」というその場で変化していく要素が大きかったが、分類3はフェーズ毎に明確なメッセージや狙いがある

4.グループ毎のプロセスを視覚化したレイアウト
・グループでの表現活動や思考に目的を置いたプログラムで有効になる
・グループ毎のプロセスや思考の変化が一目でわかる

5.空間レイヤー+活動レイヤー
・ワークショップの狙いとして、空間と活動に密接な関係がある時に使用できそう


意見としては、
・新聞から、WSの狙いやメッセージを読み取られているかを確認できる(つまり評価)
・新聞が誰のために作られたのかというのが、表現の分類のポイントになる
・(WSの主催者から)WSの営業に役立てられる

今後は表現の分類と併せて細かな表現の技法もまとめ、RTDの表現のノウハウを一冊の本にまとめようと思っています。

2010年1月13日水曜日

人間中心設計特論 第13回 ソニーに何を提案するか?

今週は、ソニーに何を提案するかを一人ずつ発表していきました。

ぼくは、自分のギャップデザイン手法を使って、未来のソニーのイメージを導き、そのイメージに合うキャラクターを設定しようとしました。

結果的には、現在のソニーと未来のギャップを埋める(利用する)提案を行うことになりそうです。