2010年2月28日日曜日

参加型即興演奏コンサート −身体でつかまえる音−

川口市にある芝川鋳造(株)で行われたワークショップ「参加型即興演奏コンサート 身体でつかまえる音」にてRTDを行ってきました。
メディアセブンとの活動第二弾です。

このワークショップは、作曲と即興演奏を工場のさまざまな場所で音を出し、その音の響き方を聴きながら、自分が音を出す場所を変え、響きを調整しながら音楽をつくっていくWS でした。即興演奏と銘打っていますが、かんぜんな即興演奏のほか、作家2 名がつくったルールにのっとって音を出す曲もつくります。作曲といっても楽譜があるわけではなく、音を出すルール( 何秒の間隔で音を出すなど緩いもの)を決める程度のもので、上述したとおり、最終的には場所における音の響き方にもとづいて音をつみかさねて音楽をつくりました。最後に、作家2 名が用意した4 曲と即興演奏の1 曲をコンサートで演奏しました。

この実践でのRTDの目的は、
・WS でのできごとを記録し、RTP を作成する。作成したRTPをでその場で参加者に配布する。
・RTD 用に作られたPC を身につけるためのバックを使用してみる。
・音というこれまでの活動では経験のない表現手段をどのように記録するのか実践を通して考える
でした。

この実践では、希望の星!?の3年生吉田にも手伝ってもらいました。
今回は気温一桁の中、ほとんど屋外と変わらない環境中でのRTDということで、今まで一番過酷な環境での活動になりました。
吉田、今回に懲りずこれからも頼む!
カメラマンの吉田と土屋。これからもよろしく!

土屋が卒研で作った「ドキュメント・バック」を使ってはじめての本格的な実践。
やっぱりこれ使える。


結果としては、時間内にRTPが完成し、あとは参加者に配るだけ!という時にプリンタのインクがきれてしまい、配布することができませんでした。
ハプニングに対するケアも今後の課題となりそうです。
参加者へは後日、主催者から配布してもらったので、最低限の目標はクリアといったところですかね。

メディアセブンでの活動はいつも実験的な取り組みが多く、RTDとしても多くの課題が見つかる良い機会をいただいているなとしみじみ実感しました。

完成したRTP

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