2009年10月31日土曜日

デザイナーズウィーク09


今日は東京デザイナーズウィークに行ってきました。
毎年思うのですが、入場料高いです!


気を取り直してブースですが、
今日はそこまで混んでいなかったのでけっこうゆったり回ることができました。


「土に返るイス」
座ると以外にやわらかくて、
包まれる感じが心地よい。


山崎研のキューブみたいな展示。
自分の体より高い展示は迫力があります。


本が吊るされている展示
インパクト大!
知のジャングルって感じ?

ここから学生の展示
空き缶にオイルを入れて、ランプにするという提案
欲しい!


ドングリのイス
普段見ているものでも大きさを変えると違って見える。

展示は全体的にエコが多かったですね(たぶんテーマだったのかな?)
そのなかでも、山崎先生の授業であったカスティリオーニの
Ready made designやRedesignといった方法で作られた作品に魅力を感じました。


ここでちょっとグチを。
休憩しようと思い、喫煙所に行くと愕然としました。
デザイナーズウィークともあろう場の喫煙所がこんなでいいのか!?
もう少し喫煙者にたいする配慮もしてほしいですね。

2009年10月28日水曜日

人間中心設計特論 第5回 ビジョン提案型手法

今週はビジョン提案型手法という手法のを学びました。

◉リードユーザー
リードユーザーとよばれる市場をリードしていくユーザーに対して提案していく手法です。リードユーザーに対して提案を行うことで、それ以外のユーザーにも使われるモノができるという考え方です。
例として、山崎先生たちが行ったワークショップで、箸がうまくつかえないユーザーに対して行ったデザインがわかりやすかったです。
このユーザーにインタビューを行い、そこから得られた本質的要求に答えるカタチで進められました。結果的にこの時作られた箸は、JALのファーストクラスで使われるようになったそうです。

この手法の利点はユーザーのリアルな要望を聞いてデザインし、直接評価を聞ける所にあります。


◉構造シナリオ
構造化されたレイヤー毎にシナリオを書いていく。
・サービスレイヤー
・アクティビティレイヤー
・インタラクションレイヤー
・システムレイヤー

またシナリオの書き方にも2通りあり
・タスクシナリオ:人の行動(タスク)を書く
・インタラクションシナリオ:デザイン対象物の操作を書く
インタラクションシナリオだけだとありきたりなモノになるので、人の行動から発想する意味でタスクシナリオが重要になる。


◉ビジョン提案型アプローチをまとめると
1.本質的価値の抽出(ビジネス面、ユーザー面)
2.ペルソナの設定
3.構造化シナリオの制作
このステップで行う。

2009年10月21日水曜日

人間中心設計特論 第4回 続・カスティリオーニ

今日の授業はカスティリオーニの続きでした。

カスティリオーニのデザインはモノからアプローチ考えていくという方法だったそうです。
例)自動車のサドルのイス
牛の乳を絞る時にちょっと座るイスをヒントに

◉カスティリオーニの手法
1.Redesign
世の中にあるものを見渡してヒントを得る
既存のデザインを応用する

2.Ready made design
既存のモノをそのまま使い違うモノをつくる
例)自動車のサドルのイス

3.Metapha
何かのイメージを利用する

どの手法にも言えることは楽しさや驚きをユーザーに与えるという目的があるそうです。

空想SCHOOL

今日「空想SCHOOL WORKSHOP」にRTDとして参加しました。
このワークショップは千葉工業大学デザイン科学科3 年後期の「製品デザイン論及び演習3」受講生に向けて、授業プログラムのキックオフとして、アイデアの発想方法・空想生活のものづくりの仕方を学ぶために行われました。

2009年10月14日水曜日

人間中心設計特論 第3回 自己紹介とカスティリオーニ

今日の授業は、学生がこれまでの自分の活動を紹介しました。
もう見慣れたのもあれば、こんなのやってたの!?というのもあり、新鮮でした。

本題は、カスティリオーニ。
マヨネーズをすくうスプーンやArco floor lampなどユーザーの使用シーンを考えたデザインを数多く行った人です。

この人の信念というか、デザインに対する考え方として"playpen=子供が遊ぶように"という言葉があったそうです。真意はオブジェクトとユーザーの関係はフレンドリーであるべきであり、遊ぶような感覚で使えるものを作るべきだと考えていたようです。

2009年10月11日日曜日

秋の神戸へ

10月10・11日と一応研究の一環という目的で、神戸芸工大に出かけてきました。
神戸までは高速バスが安くていいのですが、狭い・寝れないという厳しい環境なので、おもいきってレンタカーを借りて行ってきました。
高速1000円のおかげです。

メンバーは土屋くん、神くん、等々力のRTD研究メンバーともう一人後輩、さらに名古屋でマーボーを拾っていきました。

神戸芸工はちょうどこの期間に文化祭をやっていました。
ウチの文化祭とはひと味違う感じ…。
去年も行きましたが、女装している人の割合が半端ない!

写真に女装した人はいませんが…

研究についてのミーティング

特別ゲストはワクワクさん。
こんなに太ってたっけ?


夕方、神戸港に移動しクルーザーでのお食事。
景色はすばらしいのですが、揺れがけっこうきつい!


その後、六甲山へ。
○○万ドルの夜景と呼ばれ、函館・長崎と並んで日本三大夜景らしいです。


ちなみに神戸からの帰り道、山の中で側溝に落ちました。
生まれてはじめてJAFを呼びました。

2009年10月7日水曜日

人間中心設計特論 第2回 デザインとは?

2回目のこの授業、今日は山崎先生の今までの活動のおさらいから。
この授業のテーマの1つは「オリジナリティ」ということで、
複数の分野で仕事をしてきた山崎先生が考えるオリジナリティは、「複数の分野を股にかけ活動してこそ生まれる」のではないかとのことでした。
これには僕も賛成です。プロダクトもグラフィックもできるパッケージデザイナーとか。

続いて、IBMのデザインアプローチについて。
・論理的な手法を活用したデザインする
・センスや体験でデザインする
この2つのアプローチがある。

IBMで共に仕事をしたポール・ランドとリチャード・サッパーのアプローチ
直感的に美しいか美しくないか。
美しさにも2種類ある。
・世界の誰がいつ見ても美しいと思う、ユニバーサルな美しさ
・コンテクストに依存した、流行りや地域によって異なる美しさ

サッパーはメソッド(方法)とセンスを教えてくれた。
例)Tizio

ポール・ランド
・美しいと感じる絵画や建築物を参考に、なぜ美しいのかを考えている。
=センスを磨く
例)「From Lascaux to Brookly」

・デザインとは?
=content(中身)とform(形)が一致していること
>機能美ってことですかね。


今日のまとめ

今日の授業は、今までの山崎先生の授業などで聞いたリチャード・サッパーやポール・ランドについてのお話が多かったですが、今までとは異なった印象を受けました。両者とも自分のセンスを信じてデザインしていると感じましたが、そのセンスは才能ではなく日々磨いているものであることと、そのセンスを論理的なアプローチと結びつける方法もあると感じました。

さっそく「From Lascaux to Brookly」アマゾンで買っちゃいました。

2009年10月4日日曜日

パーティー



今日は横溝先生の家でホームパーティをやりました。
原田研いつもの3人(居郷、土屋、等々力)が招かれ奥さんの料理やワイン、バーベキューなど日曜の昼下がりにふさわしい楽しいパーティーが行われたらしい…。
なぜ「らしい」かというとそれは僕の記憶があまりないからです。

前日、徹夜をしパーティーに臨み、あまりの気持ちよさに少しハイペースで飲んでいたらみごとにつぶれました…。
横溝先生、奥さんご迷惑おかけしました…。