◉リードユーザー
リードユーザーとよばれる市場をリードしていくユーザーに対して提案していく手法です。リードユーザーに対して提案を行うことで、それ以外のユーザーにも使われるモノができるという考え方です。
例として、山崎先生たちが行ったワークショップで、箸がうまくつかえないユーザーに対して行ったデザインがわかりやすかったです。
このユーザーにインタビューを行い、そこから得られた本質的要求に答えるカタチで進められました。結果的にこの時作られた箸は、JALのファーストクラスで使われるようになったそうです。
この手法の利点はユーザーのリアルな要望を聞いてデザインし、直接評価を聞ける所にあります。
◉構造シナリオ
構造化されたレイヤー毎にシナリオを書いていく。
・サービスレイヤー
・アクティビティレイヤー
・インタラクションレイヤー
・システムレイヤー
またシナリオの書き方にも2通りあり
・タスクシナリオ:人の行動(タスク)を書く
・インタラクションシナリオ:デザイン対象物の操作を書く
インタラクションシナリオだけだとありきたりなモノになるので、人の行動から発想する意味でタスクシナリオが重要になる。
◉ビジョン提案型アプローチをまとめると
1.本質的価値の抽出(ビジネス面、ユーザー面)
2.ペルソナの設定
3.構造化シナリオの制作
このステップで行う。
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