2009年12月16日水曜日

人間中心設計特論 第11回 中間発表

今回は「各自のオリジナリティのあるデザインアプローチや手法」の中間発表でした。

中間発表の課題は、
1.これまでのデザインの論理(アプローチ)をまとめる(BLOG)
2.これまでのデザインの論理(アプローチ)の検討すべき点をまとめる
3.その課題に対する、自分なりの論理(アプローチ)の提案まとめる
でした。

ぼくの提案は「ギャップ・デザイン手法」です。



今まで学んだ手法からメッセージを魅力的に伝えるにはどうすれば良いかと考え、
ギャップに行き着きました。



ギャップは意外性を生み出し、それが魅力やメッセージの強調につながるのではと考えました。そこで、手法として意識的にギャップを作り出すことを目指しました。
実際にエコをテーマとしたコンペで試してみました。


まずは、エコに関するキーワードを上げ、「エコ」と「アンチ・エコ」にグルーピングしました。



キーワードをマッピングしていきました。
横軸をエコとアンチ・エコ、縦軸をポジティブとネガティブとしました。



結果として、クーラーという「アンチ・エコでネガティブなもの」と風鈴という「エコでポジティブなもの」と組み合わせることでギャップのあるものができるのではと考えました。



提案したのは「ne-on」という風の力で発電する照明です。
風鈴のように風に揺られると音が鳴り、さらに光ることで視覚と聴覚で風を感じることができます。反省点としては、ギャップの振り幅が小さくギャップが弱かったと感じています。
ソニーに対して提案する時はもっと思い切った組み合わせをやってみたいと思います。




講評としては、おもしろいものができそうとポジティブな意見をもらいました。

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