2009年11月4日水曜日

人間中心設計特論 第6回 佐藤雅彦

今週は佐藤雅彦さんのデザイン手法に関する講義でした。

佐藤さんの手法は、自分でルールを見るけることです。
佐藤さんが実際に行っていることとして、
・自分の好きなものを集める
・そこから共通のルールを見つける(例として「枠」というルール)
・そのルールを実際に使ってみる

佐藤さんは自分でルールを見つけることで、「オリジナリティ」を生んでいます。

佐藤さんの言葉として、
"自分の表現を決定しているのは、「ルール」ではなく「トーン」である"
という言葉があります。
これは、ルールを見つけそれを使うだけなら、ルールを知っている人が表現すれば誰がやっても同じような表現になるが、そこに味付け=自分のトーンを加えることで自分にしかできない表現になるということだと思います。

今まで僕は、デザインをする際にはできるだけ個性やオリジナリティは排除した方がいいのではと考えていました。しかし、オリジナリティがあることで、その人にしかできない表現という価値を生み出すことができると思いました。

オリジナリティを生み出す練習として、自分の好きなものを20個あげ、それらに共通しているルールを3つ作りました。
結果として僕という人間は、
・過去をふり返るのが好き
・自然が好き
・あまり目立たないことが好き
という結果になりました。どうですかね?


まとめとして、佐藤さんの手法は
・ルール
・トーン
・新しい考え方を生み出す

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