2009年11月11日水曜日

人間中心設計特論 第7回 エドワード・タフテ

今週はエドワード・タフテ(Edward Tufte)さんのお話です。
エール大の大学院でinformation designを教えてましたが、今は引退され、執筆、講習活動を行っているそうです。

このタフテさんのテーマは「情報をどのように伝えるべきか」です。
今回はタフテさんの執筆した「Envisioning Information」という本に書かれている内容を山崎先生が話してくれました。


◉Envisioning Information=情報を協調する
遠くから見てパッとわかる情報の協調(=情報のプライオリティ)が必要になる。





◉Escaping Flat
・Micro/Macro Reading
日本地図と津田沼の詳細地図のように全体と部分の関係にあるモノの"関係"がデザインされていないと見方が分からず混乱してしまいます。



・Layering and Separation
情報を重ねて見せることで、情報が豊かになる。
しかし、一歩間違うと複雑に見えてしまう。

・Small Multiples=比較
一つだとわからない情報もたくさん並べることで、比較でき、情報が理解できる。
例)ユニクロの広告


・Collor and Information
色を加えることで、伝える情報を加えることができる。

・Narratives of Space and Time
小さいスペースに小さな情報をいれることで伝わる?

今日の内容は自分の修士研究に活用できる部分が多々ありました。
特に、Micro/Macro Readingは僕の研究において、できごとの全体と部分の関係をどのようにデザインしていくかという課題に当てはまります。

部分が全体を構成していて、その全体が部分への導入になるのかな…。

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