2009年4月15日水曜日

修士の研究

そろそろテーマ決めないといけません。

基本的にはリアルタイムドキュメンテーション(RTD)で進めようと思っているのですが、最近、地元である長野に関わることをやりたいとも思うようになりました。

そこで長野の抱えている問題というか現状を一つ見つけました。

長野は11年前のオリンピックで大きく変わりました。
長野新幹線が開通し、それに伴い長野駅が新しくなり、新幹線の停車駅として新たな駅も作られました。また、選手村だった場所は現在では駅や専門学校ができ団地が形成されています。他にも新たな道路や建物もできました。

中でもやはり新幹線は長野の観光にとって大きな変化でした。
新幹線が開通するまでは、東京からは3時間かけて特急に乗ってくるしかありませんでした。しかし、新幹線なら1時間30分ほどです。

現に、オリンピック後長野への観光客は増えました。
しかし、現在北陸新幹線の建設が進められています。
北陸新幹線は東京から長野を通り金沢までつながります。
今までは、長野が終点となっていましたが、これからは”途中駅”になります。
それにより観光客が減るのではないかと懸念されています。
また、北陸新幹線が通ることによって、おそらく信越線という長野と上越を結ぶ在来線が私鉄になります。

実際に北陸新幹線開通が長野にとってどのような効果をもたらすのかは開通後しばらくしないとわかりません。ですが、今から開通までのプロセスを記録しておく必要があるのではないかとも思います。「経験の視覚化」という視点でこの問題にアプローチしていくのもありかなと。

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